2014年09月17日
むしろ主人公
むしろ主人公のだんだん変わっていく心理を丁寧に描いている。場面転換も余韻があり、最後はすがすがしささえ感じさせる演出は大したものだ。舞台はロンドン周辺なのに、風景はイギリス以外のヨーロッパのどこかのように見える。監督はどこの人であるか知らないが、ヨーロッパテイストが強くある映画だ。主人公を演じたマリアンヌ・フェイスフル(38年ぶりの主演ということ。かつての 『あの胸にもう一度』 の面影全くなし)の年輪を重ねた表情など素晴らしい。ただ初めのうちは彼女が女装したトラボルタにしか見えなくて弱ったが。
Posted by rsfma49 at 11:50│Comments(0)